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2025連合静岡 平和行動in広島

国民運動局

掲載日:

2025連合静岡 平和行動in広島
80年前の8月6日、午前8時15分。広島の地に世界で初めて原子爆弾が投下されました。2025年8月5日(火)~7日(木)の3日間、この日にあわせ、連合全体の平和の取組みである「平和行動in広島」に、今年も連合静岡から赤池副会長(県教組)を団長とする14名の団を組んで参加しました。
酷暑もピークを迎えた初日の8月5日、広島に到着し、ホテルロビーでさっそく結団式を行いました。赤池団長からは、「皆さんが訪れる広島平和記念資料館の入口にある時計塔には2つの日数カウンターがあり、一段目は広島への原爆投下からの日数を表し、二段目は最後の核実験からの日数を表している。最後の核実験からはそれほど時間が経過していない(8/6の表記は449日)。核兵器の恐ろしさを世界の指導者には知ってもらわないといけない。一方で皆さんには、今回の平和行動を通じて、平和の尊さと核兵器廃絶に向けて何かできることがないか、学んでもらいたい。」とのあいさつがありました。
そしてすぐに午後の研修に向かいました。「被爆路面電車学習会」では市内を一周しながら爆心地や被爆建物の歴史などを学びました。
広島平和記念公園に到着後、原爆ドーム、爆心地の碑などを始め、多くの被爆遺構を見学しました。
その後、上野学園ホールでの「平和ヒロシマ集会」に参加。赤池団長から折り鶴を献納し集会の開始を待ちます。
集会では連合・芳野会長をはじめ、海外の労働組合団体の代表などから挨拶がありました。また高校生平和大使による国連での活動報告や、ピースフラッグリレー、そして実際に当時を経験された方からの「被爆体験講話」がありました。
2日目の8月6日。「2025年広島平和祈念式典」(広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式)が行われる広島記念公園に向かいました。
8:15。1分間の黙祷を捧げ、先の戦争や原爆で亡くなられた方々に対する哀悼の意を込めるとともに、世界の恒久平和を心から願いました。
最終3日目には、毎年恒例の、連合静岡独自活動として「語り部講話」を行いました。会場であるワークピア広島では、当時1歳5か月だった岡本忠さんから被爆体験談をお聞きすることができました。
今年も例年にたがわず大変暑い中での3日間の平和行動でしたが、戦争や原爆の悲惨さ、二度と起こしてはならない人間の愚行、命の尊さ、平和の大切さなど多くのことを学ぶ大変貴重な機会となりました。
実際に戦争を体験した方々の高齢化、語り継げる方の減少など、今後も様々な課題はありますが、私たち参加者が語り継ぐことで、少しでも平和への意識を持っていただけるよう努めていきたいと思います。
※参加者全員の感想文は、他の平和行動とまとめて感想文集として第36回定期大会の際に配布するとともに、HP上でも公開する予定です。
労働相談ダイヤル0120-154-052 連合静岡メイト
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