安全衛生事業所視察を実施しました。

2024年5月29日（水）

安全衛生推進委員会は、年間計画に基づき安全衛生事業所視察を行いました。
今年度は、令和５年度に安全衛生にかかわる厚生労働大臣表彰のうち、奨励賞を受賞した京浜金属工業（株）を訪問させていただきました。京浜金属工業労働組合は、連合静岡加盟組織であり、自動車総連の全本田労連に加盟されています。本社は浜松市中央区にありますが、今回は浜名区にある工場を見学させていただきました。

竹内常務取締役と袴田工場長にもご同席いただき、安全衛生にかかわる京浜金属工業労使の取り組みをご紹介いただきました。

安全衛生推進委員会　川合委員長（電力総連）
冒頭、川合委員長は「本日は安全衛生にかかわる労使の先進的な取り組みをぜひご享受いただきたい。本日はお忙しいところ受け入れをご快諾いただきありがとうございます」とあいさつしました。

京浜金属工業（株）では、毎月労使で安全衛生環境委員会を開催し、職場の安全衛生や交通安全、社会貢献活動にもつながる取り組みを幅広く展開しています。委員会メンバーからは「なぜ安全衛生委員会ではなく、安全環境委員会としたのか？」、「年間の無事故無災害目標をオールゼロとした具体的な取り組みを教えてほしい」など、次から次へと質問が飛び、関心の高さを伺うことができました。

その他、工場の遮熱対策（熱中症予防対策）や高齢者の転倒防止、交通安全など、非常に多岐にわたり意見交換が続きました。

整然と整理された工場内では、二輪や四輪自動車に使用されるバネ部品や金属加工部品がテンポのよい機械音とともに次々と加工されていました。『重量物はお互いに声をかけあって運ぶ』、『安全標語や環境標語など、従業員全員で参加する』など、良好な労使コミュニケーションが安全で快適な職場づくりにプラスに働いていることがよく伝わってきました。この様子は、かべしんぶん7月号でも紹介させていただきます。
■京浜金属工業（株）
浜北工場：浜松市浜名区尾野2471